「ねえ..どうしても駄目なの?..」
「だってしょうが無いじゃん。約束しちゃったんだもん..」
「だってぇ..」
「な、頼むから俺の言う事を聞いてよ。ネ?..。」
吉沢希美(よしざわ のぞみ)は社会人1年生の22歳。恋人の隆司は高校3年生だ。
2人は夏の合コンで知り合い、つきあうようになってから5ヵ月になる。
年下とは思っていたが、まさか高校生だとは思わなかった希美は隆司の年を聞いた時、びっくりした。
悪い冗談だと思ったのだが、学生証を見せられて事実である事を知った。
「え~ 本当に高校生だったのぉ?」
「だから最初に言ったじゃん」
「だってぇ、まさかホントに高校生だと思わなかったんだモン・・・」
だが、高校生である事を知っても、希美は隆司と別れようとは思わなかった。
隆司は年齢が若すぎる事を除けば、恋人として申し分の無い男だったからだ。
外見は勿論、話題も豊富で、酒も飲める。
女の子の扱いも手馴れたものだった。
さりげない気遣いもステキだった。
幼稚園から名門大学の付属にいたせいか、立ち振舞いも洗練されている。
それでいて、嫌みやキザな所が全然無い。
大人顔負けの優しさと頼りがいを持ちながら時々見せる少年の様な表情が希美にとっては鳥肌が立つ程ステキだった。
何をしても可愛い。
今、このチャンスを逃したら、人生でこれ以上の男性に巡り会う事は無いだろう。
今度のクリスマスは隆司と迎える初めてのクリスマスだ。
希美はその日の為にとっておきのプレゼントを用意していた。
それは他でも無い。『希美自身』である。
高校を卒業するまで新潟に住んでいた希美は22歳という年齢にしてはずっと奥手で、まだ男性経験も無かった。
大学の4年間は東京だったが、生活は厳格な門限のある女子寮だったし合コンをしても都会育ちの同級生達とはあまりにレベルが違い過ぎて話について行く事すら出来なかった。
また、同級生の多くは処女では無かった。
中にはエスエムやアナルの経験者もいた。
そんな中に、田舎育ちの希美が入って、うまく立ち回れるはずも無い。
合コンが終わった後、1組、また1組と夜の街に消えて行く同級生を見送りながら「あたしったら、また..」と悔いてばかりいた。
誘いが無かったわけじゃない。
ただ、いざという時に身体が怖気づいてしまいホテルの入り口から一歩も中に入れなくなってしまう。
結局、男の方もシラケてしまってそのまま帰ってしまう。
そして周りでは「希美はネンネだから..」と噂になっていた。
そうなると誰からも誘いが来なくなる。
そりゃそうだ。合コンに来る男女は、何かしら期待して参加するものだ。
楽しく歌を歌って、美味しい食事が出来ればそれで良いなんて思ってるヤツはいない。
あわよくば…と最後の一線を狙うのが正常な神経だろう。
特に男の場合、合コンに参加するのに懐にコンドームを忍ばせておくのはエチケットですらある。
それが、『絶対にヤラセてくれない女』の参加を歓迎するはずが無いのだ。
せっかく連絡先を交換してもいつしか途絶えケータイのメールからも、『合コン』の3文字が消えた。
こうして社会人になる今日の今日まで希美は『女』になるチャンスを逸してしまったのだ。
それは、昨今の都会においては、ある意味希少な存在だった。
だが、今にして思えばそれで良かったと思う。
初めての男は大切なんだと、誰かから聞いた事がある。
それによって一生のセックス運が決まるのだと。
だとすれば、『それ』が隆司になるのならこれ以上のラッキーな事は無い。
希美は、隆司と迎える初めてのクリスマスに隆司に処女を上げる事にした。
ここで読者の皆さんは、『高校生の隆司が、よく半年も我慢出来たな..』と思われるだろう。確かに常識から言えば不自然だ。
だが、隆司は同年代の男に比べ、はるかに自制心が強く、希美の思いを大切にしてくれていた。時に欲情する事もあっただろうが、決して希美にキス以上のものを求めては来なかったのだ。
いや..
正確に言えば2回目のデートの時にさりげなく身体を求められた事があった。
だが、「今はダメ..もっと隆司とわかりあえてから..」とやんわり断ると「わかった。希美がその気になるまで待つよ。」と言って腰に回した手をすっと引っ込めた。
勿論、本心からでは無い。だが、突然の事にびっくりして思わず拒絶してしまったのだ。
たとえ相手が愛する隆司であろうと、やはり初めての一線を超えるのは怖かった。
それは22歳の大人にしては、あまりに幼い、少女の様な感覚であった。
希美の身体がブルブル震えているのがわかったのだろう。
その後で、背中から手を回して、ぐっと抱きしめ耳元で「愛してる..。」と囁くように言ってくれた隆司の言葉にもう、何があってもこの人について行こうと思ったものだ。
その隆司から持ちかけられた話が、今年のクリスマスは家族と一緒にパーティーをするので、希美にも参加して欲しいと言う事だった。
クリスマスは2人きりで、『ロマンチックなデートの後、海辺のホテルで..』と夢見ていた希美は、さすがにがっかりした。
『処女を捧げるなら隆司、それもクリスマスの夜に..』
でなければ意味が無いのだ。
いかに高校生の『子供』であっても、折角のクリスマス恋人とのデートを予定変更して、家族とのファミリーパーティーに参加だなんてどう考えても納得出来ない。
だが
『それが我が家のしきたりで、結婚した兄さん夫婦も毎年来ているんだ。』
と当然の様に言われると、希美はぽかんと口を開けて呆れるしか無かった。
「じゃあ、もし私が『行かない!』って言ったら?」
希美は強く迫った。
だが、隆司も負けてはいない
「ネ、お願い。クリスマスには彼女を家に連れて行くからってもう約束しちゃったんだよ。..だから、ネ、お願い。」
「もう..」こう言う時、『年上』と言うのは弱い。
年下の隆司に可愛く手を合わせられると、もうそれ以上何も言えなくなってしまうのだ。
「わかったわよ..。わかった。」と納得するしか無かった。
隆司の家は祖師谷の閑静な住宅街にあった。
午後5時に駅で待ち合わせ、迎えに来た隆司と家に向かった。
「こんな格好で良かったのかなぁ..」
「大丈夫、今日の希美、ばっちり決まってるよ。」
初めての彼氏の家の訪問。
しかも、もしかしたら将来義理の家族になるかもしれない人達と会うのだ。
希美は念には念を入れて、スタイルとメイクを決めて来たつもりだ。
「私のこと..お父様とお母様、何か言って無い?」
「ううん。希美に会うのとってもたのしみにしてたよ。」
「そう..」
隆司は高校生、希美は4つも年上のOLなのだ。
意地の悪い両親ならば「年上の女がうちの可愛い子供をたぶらかして..」と思うに違いない。
だからこそ、今日は敢えておとなしめの服とメイクで来たつもりだった。
精一杯、第一印象を良くするために..。
「あら、いらっしゃい。」
「お邪魔します。」
隆司の家は周囲の家にくらべてもかなり大きな邸宅だった。
隆司の祖父、父親、そして隆司の兄と、3代に亘って名門大学を卒業し銀行に勤めていると言うだけあって、皆物腰が柔らかで、気取りも無く優しそうな人々ばかりであった。
「待っていたわよ。早速エプロンをつけて盛りつけを手伝って下さらない?」
兄嫁の貴子が、さりげなく希美に声をかけてくれた。
初めての訪問で相手先がホームパーティーなどをやっていると居場所が無くて辛いのが普通だ。女性の多くが立って働いているのに自分だけ座っているのは心苦しい。かと言って「何か手伝いましょうか」と自分から声をかけるのも勇気が要るものだ。
こういう時、貴子の様に先客から「手伝って」と声をかけてくれれば、手伝いもやりやすい。
第一、一緒に働く事で、早くその家の雰囲気にとけ込む事が出来る。
「今日はお客さんなんだから座ってて..」等と言われるより余程気が楽だ。
..隆司さんもいい人だけど、ご家族の方も素晴らしい人ばかり..
サラダを盛りつけながら、希美はホッと胸をなで下ろしていた。
「すると、隆司とは合コンでお知り合いになったんですか。」
「ええ、『隆司』..いえ、『隆司さん』たら、本当に歌がお上手なんですよ。」
夕食後のひととき..暖炉を囲むようにソファに座った家族が談笑している。
「へえ..隆司の歌がそんなにうまいとは思わなかったなぁ。コイツ、
家じゃピアノは弾いても、歌だけは、絶対やろうとしないからなぁ。」
父親が笑いながら意外そうに言う。
「そうなんですか、お父様。」と、希美。
「ええ、我が家では、時々ファミリーコンサートを開くんですが隆司の歌だけは聞いた事が無いですねぇ。確かにピアノは絶品だが..」
家族のそれぞれが得意な楽器を奏で、クラッシックを弾いてコンサートを開く。
今までの希美には想像も出来ない、夢の様な世界だった。
「じゃあ、今度隆司さんのピアノ聞きたいなぁ..」と希美が言う。
「ふふ..いいよ。ボクのタッチは天才的だからね。」
隆司が得意げに胸を張る。
「あー希美さん、ダメダメ。そんな手にひっかかっちゃ。コイツ、ピアノと歌以外は、全く取り柄無いんだから。コロっと騙されちゃうよ。」
「あーっ!実の兄貴が普通言うかなぁ~。」笑いながら兄にかみつく隆司。
「そうよ、貴方だって、バイオリン弾くだけで他に何もしないじゃない。」と兄嫁が援軍となる。
「我が家じゃコーラスはママの役目って決まってるの!」兄が言う。
こうして笑いながら楽しげに話す姿は、本当に暖かみのあるものだった。
「ところで、希美さんは何か楽器をなさるの?」
兄嫁の貴子が希美に振って来た。
「いえ..陸上やバレエは習った事があるんですけど。」
「じゃあ、私と一緒にフルートやらない?練習すればすぐに出来るようになるわよ。」
もう家族の一員にでもなったかのように貴子が言ってくれた。
『この人は本当にいイイ人だ。』と思った。
美人でお金持ちの家のお嬢さんだと聞いていたのに、本当に全く気取った所が無い。
それに美人だ。26~7歳と聞いていたが、22の私なんかより余程、肌のはりもいいし、心も外見も本当に綺麗な人なんだなぁ..
希美は素直に思っていた。
しかし、楽しいひとときはそう長くは続かなかった。
「あれ..あれれ..?」不意に希美の目の前がぼやけ始めたのだ。
視界が左右に揺れる。まるでフィルターがかかったみたいだ。
「どうしたの?」隆司が駆け寄り、優しく気遣う。
「シャンパンを飲み過ぎちゃったみたい。」酔いが急速に回ったのか希美はフラフラしながらその場に崩れ落ちた。
「いかん。取り敢えず隆司の部屋で休んだ方がいいんじゃないか?」
隆司の父親の声がする。
だが、どんどん遠のいて行く意識の中ではまるでトンネルの中で聞いているかの様に響いて聞こえる。
「だっ..大丈夫..?」隆司が希美の肩を抱えながら言った。
「だいじょう..ぶ..。だ..い..じょ..うぶ..だから..しんぱい..し..ない..で..。」
だが、意識はどんどん遠のいて行く。そして遂に、希美は気を失った。
「取り敢えず運ぼう..」
ドタドタと足音が聞こえる。
「眠っているみたい..可愛いわね..」
貴子の声だろうか..。
「姉さん、薬持って来て..」
これは隆司の声だ。
..隆司..ああ..隆司..
夢の中をさまよいながら、時折戻る意識の中で、途切れ途切れに聞こえる声は、まるで壊れたビデオテープを見ているようだった。
次に目を覚ました時..希美は暗い部屋の中で座らされていることに気づいた。
背中が何か堅い、角張った物に当たっている。
たぶん、柱を背に座らされているのだろう..。
..でもどうして..アタシ..隆司の部屋に運び込まれたんじゃ..
その時だった。
「ああん..いっ..いぃ..」
最初に耳の中に飛び込んで来た音は、男女が絡み合う時の様な『喘ぎ声』であった。
「えっ..」希美は我が耳を疑った。
確か、みんなと話している途中に気分が悪くなったんだった。
それから..それからどうしたんだっけ..?
..シャンパンの飲み過ぎで、気分が悪くなりリビングで倒れた所までは確かな記憶があった。
だが、その先は..
「どこ..」背中に堅い木の柱が当たる。
「あいたたた..」身体を動かそうとして、希美の身体は凍り付いた。
..縛られている..わたし..
間違いない。
希美の身体は、身動き出来ないように雁字搦めに柱に縛りつけられていた。
言い知れぬ恐怖が希美を襲う。
..どういう事..
希美の背中を冷たいものが走った。
もし、私が眠っている間に、この家が強盗に入られたのだとしたら..
そしてその連中によって、柱に縛られているのだとしたら..
隆司の家族はどうなってしまったの..?
いや、私は..
躊躇している暇は無い。
今や、命の危険すらあるのだ。
まず助けを呼んで..それから..それから..
そして..希美は更に重大な事実に気がついた。
..やだ..私ったら..裸だ..
そう、希美は一糸纏わぬ裸に剥かれた上で柱に縛り付けられていたのだ。
逃亡を防ぐ為もあるだろうが、強盗達が『男』だとすれば、目的はもう一つある..。
「逃げなきゃ..」
しかし、特殊な縛り方をされているせいか、逃げようともがけばもがくほど縄はきつく希美の身体に食い込んでいった。
「ああ..いやぁ..もっと..もっと..オマ○コ突いてぇ..」
..え..何???
再び、あの声がした。暗闇の中に目をこらす。
どうやら真っ暗では無いようで、ただ、希美の場合まだ酔いが残っている為に視野がぼやけているのだとわかった。
耳をすますと、女の喘ぐ声に混じって、その他にもピチャ..クチュ..と何かを舐めるような音がしている。
何なの..何が周りで起こっていると言うの..?
じっと目を凝らす。
周囲の暗さに目が慣れるまでは相当時間がかかりそうだ。
だが、意識が覚醒するにつれ、『それ』はやがて確実に像を結んだ。
「お義姉さま..」そう、後ろ手に縛られた裸身を2つ折りにされ、頭を希美の方に向け尻を貫かれているのは紛れもなく隆司の義姉である貴子だったのである。
「おお、気がついたか..」貴子の尻を貫いていた男が身体を前後に揺らしながら希美の方を見た。
..うそ..信じられない。
希美は我が目を疑った。
そう、それは誰あろう、隆司の父親そのものだったのである。
そして、その後ろで四つん這いに這わした隆司の母親を前後から犯しているのは、紛れもなく隆司と隆司の兄..
つまり、実の息子だった。
「お..気がついたようだね。」母親の頭を両手に掴んで、前後に大きく揺さぶりながら、隆司が希美の方を見た。
「希美さん、ちょっと待っててくれよ。先に母さんに一発出してからそっちに行くからね..」
隆司の兄が、これも実の母親の尻を貫きながら言う。
「りゅっ..隆司」あまりの光景に声も出ない希美はただ黙って目の前の光景を見つめるしか無かった。
「はぁぁぁん..うっ..、おっお父様..もっ..もっと..」
つい先ほどまでソファに座って冗談を言い合っていたはずの『理想的な家族』が今やくんずほぐれつの淫らな痴態を晒し、行為に耽っている。
後ろ手に縛られた不自由な体を左右にくねらせるように悶えているこの淫らな物体が、本当にあの貴子なのだろうか..。
上品に笑い、時に希美を励ましてくれた、あの兄嫁なのだろうか。
「驚いているようだね。これが我が家のファミリーコンサートなんだ。」
父親が笑いながら言った。
「いや..こんなのイヤ..いやぁぁぁ。」あまりの異常な光景に一時的な錯乱に陥った希美は、大声で叫んだ。
だが、男達はニヤニヤと笑うだけだ。
女達に至っては、ただ目の前の快楽に酔うばかりで、希美を見ようとすらしない。
「ムダだよ。この部屋は完全な防音設備になってる。ファミリーコンサートを開くために、10年以上前に改築してるんだ。だからどんなに叫んでも外に声は漏れない。」
叫び疲れてハァハァと息を弾ませている希美をながめながら父親が言った。
「どっ..どうして..こんな酷い事をするんです。あっ..あなた達を見損ないました。もっと..もっと素晴らしい方々だと、信じていたのに..」
「素晴らしい家族だろう。こんなに仲の良い家族はそうはいないぞ。我々は欲望の赴くままに生きている。セックスをしたい時にはいつでも、やりたい相手と、する。それが我が家の家風なんだよ。」
「ついて行けません..そんな..そんな嫌らしい事が『家風』だなんて..」
実の母子がまぐわい、息子の嫁とその舅がセックスをする..
そんな穢らわしい世界が存在する事さえ許せなかった。
「ついて来なくてもいいいんだ。希美さんは、隆司から我々に贈られた『クリスマス・プレゼント』なんだからねぇ。」
「なっ..何ですってぇ?」
「ふふ..希美、まだわからないのかい?君は、今日の日の為にボクがみんなに用意した『クリスマス・プレゼント』だったんだ。
「うっ..ウソ..」
私がプレゼント..お父様やお兄様への..
信じていたはずの隆司に裏切られた事は希美にとって、大きなショックだった。
「プレゼント自身に拒否する権利は無い。あるとすれば、貰う側の方だ。だが、我々は喜んで受け取りたいと思っている。わかるね?」
「そっ..そんな..」
希美の目の前は、真っ暗になった。
「のぞみ..さん..大丈夫..はぁ..貴女もすぐに慣れるわ..だって..だってこんなに気持ちイイんですもの..。」
舅に尻を貫かれたまま、貴子は膝と両肩で希美に、にじり寄った。
両手を後ろ手に縛られた不自由な体でM字型に開かされた希美の股間へ..
「いや..やめて..お姉様..貴子さん..ああ..」
貴子が口にくわえたのは、希美の股の間に置いてあったレズ用の双頭張り型であった。
その片方を口にくわえると、もう一方の先端を大きく開かされた希美の股間に擦りつける。
「やめて..お願い..。そんな事..ああ..やめて下さい..」
希美が強制的に開かされているのは両足だけで無い。
M字型に開かされた股間の中央の花弁もまたクリップによって大きく左右にくつろげられていた。
「ああ..いやっ..くすぐったい..はぁ..」
まるで羽でくすぐられるような軽いタッチから、段々とヘビーなものに変わって行く。
小刻みなバイブレーションが加わり、クリトリスを刺激し始めると、希美の快感は頂点に達しようとしていた。
「ああっ..いい..もっと..そこ..もっと。。」
22歳の女の肉体は、快感を貪るには十分な成熟を遂げている。
もし、両手が自由だったら..
柱に腰を括られていなかったら..
希美は体中をヘビのようにのたうち回らせて、悶え苦しんだことだろう。
だが、不自由な身体ではどうしようも無い。その焦れったさが、更に快感を倍増させた。
「そろそろ効いて来る頃だな。」
「ああ。」
隆司と兄が向かい合って母の肉体をたのしみながら頷き合っている。
希美のオ○ンコを左右に広げ、中まで見えるように晒したのは、彼女の内蔵まで晒し、羞恥する姿をたのしもうとする意図もあったが何よりも、もっと重要な目的の為にそうする事が必要だったからだった。
そう、或る薬を塗り、それを外気に晒して反応させる事で発生する『特殊な反応』を起こす為に..。
「あっ..熱い..何..何なの..」
兄嫁にオ○ンコを抉られながら、希美はそれとは全く異なる感覚が身体の中から湧き起こるのを感じていた。
..グチュ..グチュ..と言う音に混じって、ピチャピチャと何か液体が弾けるような音が混じりだしたのはその時の事だ。
..始まったわね..希美さん..今日まで処女だった貴女に、いつまで耐えられるかしら..
義理の妹となるであろう娘の粘膜を右に左に抉りながら貴子は更にピッチを上げて行った。
この『薬』は、空気に長く晒される事で反応し、皮膚の表面に軽い炎症を起こさせる。
それだけでは大した事は無いが、体液の塩分と反応すると皮膚の表面からどんどん浸透し、肉をトロかせるように熱くするのだ。
摩擦で擦れて皮膚の表面に小さな傷でも出来れば、更にその効果は倍増する。
身体の中が熱い..
左右のラビアとクリトリスに血流がどんどん集まり敏感になった部分を貴子に抉られる事で、痛さとも痒みとも取れぬ淫らな感覚が身体の中から湧いて来る。
だが、膣の中までは貴子の張り型は侵入して来ない。
ただ表面をなぞるだけだ。
それが焦れったく、中まで掻き毟って欲しい欲求が沸々とわいて来た。
「ああ..もうダメ..」
「どうした?さっき迄ヤメテって言ってたんじゃないのか?」
父親の顔には淫らな笑みが浮かんでいた。
「ああ..お願いです..熱い..熱いの..火照ってて..痒くて..」
「『痒い』?『熱い』?一体どこが痒いんだね。」
意地の悪い声で父親が問いかける。
「痒い..痒いの..あそこが..あそこが熱くて..痒いの..」
「『アソコ』..?『アソコ』じゃわからんねぇ。私にもわかる様にちゃんと言ってくれないと。」
まるで猫がネズミを嬲るかのような言いようだった。
「『オ○ンコ』..」
「何?、聞こえないよ..。」
「『オマ○コ』..『オ○ンコ』が痒いのぉ~..お願い..何とか..何とかしてぇ~..」
「あっはっは..若い娘が何てはしたない。だが、そこまで言われたら仕方無いなぁ。」
隆司の父親はすくっと立ち上がると、希美の元へと歩みだした。
立ち上がった途端、スポンっと音を立てて貴子の膣から肉茎が抜けた。
途端、口から溢れる淫ら汁..。
「ああ~ん..お父様ぁ..」口にくわえていた張り型を離すと貴子は甘えた様な声を上げた。
巨大な男根が抜けた後のブラックホールは、収縮する事も無く、ただダラダラと涎を垂らしながら大きな口を広げている。
これが、かつて財閥系企業の社長令嬢であった女のモノかと思う程に、淫らでいやらしい姿を晒している。
「仕方無いなぁ..じゃあ、ボクがパパの代わりに..。」
そう言いながら、母親の口から自身の肉棒を抜く。
「ああ..隆司..もっと..もっと頂戴..。」唇を輪の様にすぼめながら、息子自身を口の中に引き留めようとする母。
だが、隆司は軽くそれをいなした。
「姉さんのトコで一発抜いたら、ママの口で後始末させてあげるよ。それでいいだろ?」
「わかったわ..必ずよ..」不承不承息子を口から離す母。
その唇からは、隆司の先端に向け糸が引いている。
「姉さん、今度はボクが行くね。」
口の中で十分な硬度を増した肉茎を兄嫁にの中にねじ込む隆司。
「ああン..隆司さん..」収縮を始めた膣輪を再び肉茎で広げられ、安堵の声を上げる兄嫁。
..ふふ..この家に嫁いで5年..姉さんもすっかり『肉の虜』だ..。
隆司は、初めてこの肉を抱いた日の事を思い出した。
それは中学1年の夏、初めて精通があった夜の事だった。
今の希美よりも若く、婚約中であった兄嫁は、隆司が大人になったお祝いとして、食卓に裸で供されたのだ。
父親と兄が母親を共有している事は知っていた。
父親の趣味が反映して、それがSMと言う愛の形を取っている事も。
でも、まさかこんな早くに、その仲間入りが出来ると思ってもいなかった隆司は驚喜した。
ちなみに、兄の精通の時は、母がお祝いにプレゼントされたのだと言う。
母が33の時だった。あれから10年以上の歳月がたっている。
40は超えたはずだが、相変わらず母は美しく、若々しさを失っていなかった。
きっと、日頃から隆司の様な『若い精』を、子宮にたらふく溜め込んでいるせいだろう。
魚で言えば、『白子』を毎日食っているようなものだから..。
「どうだ、希美さん..」
「ああ..お父様..いい..もっと..もっとぉ...」
グッチャッ..グッチャ..希美の尻を抱えるように隆司の父親は激しく突きまくっていた。
「はぁう..いいっ..もっと..もっと奥まで..」
いつの間に破れたのか、希美の股間はベットリと破瓜の血で濡れていた。
だが、痛みは感じなかった。
破瓜の瞬間がわからないほどに、希美は悶え狂っていたのだ。
その赤い血を見た時、父親は驚喜乱舞した。
隆司の母、貴子に続いて、これで3人の女の破瓜に立ち会った事になる。
スポンッ..スポン..
「はぁ..はぅぁ..」ピストン運動は更に激しさを増した。
そして..、
「あっあっ~..」「はぁっ..ぐぅぅっ..」
2匹のケダモノは雄叫びを上げながらついに登りつめたのだった。
「さあ..こっちへおいで..」
父、兄、隆司の男達3人が椅子に腰掛け、その側にはそれぞれのパートナーが侍っている。
ただ一人、希美だけが、中央に四つん這いで這わされ、男達の間をぐるぐると回っている。
その姿はまるでペットと戯れる飼い主達のようだった。
「ホホ..尻尾がすごく良く似合うわねぇ..」
父親の側に侍る母が言った。
「きっといいペットになれますわ。」兄嫁が言う。
希美の姿はと言うと、胸にかけられた縄を除いて拘束が解かれ、両手両足こそ自由になっていたが、「小さな部分を拡張する為」と称し、その乳首とクリットにはクリップでおもりが吊り下げられ、アナルには尻尾代わりの双頭の張り型がねじこまれていた。
左右に動く度に重りは揺れ、乳首やクリトリスを下に引っ張る。
アナルの張り型は容赦なく直腸を抉った。
苦痛に希美の顔が歪む。
確かに希美の乳房は小さい方だったが、縄で根本を引き絞られて人並み以上に膨らんでいたし、重りをつければ乳房が膨らむわけでも無い。
アナルの尻尾も『アクセサリー』と言うよりは、むしろ拡張訓練の手段の意味合いが強い。
つまり、純粋に男達を楽しませるためだけに希美は苦痛を強いられていたのである。
首輪に繋がれた鎖を引きずるその姿は、本当に牝犬のようだった。
車座に座った男達の間をぐるぐる回りながら、希美は交互に男達の男根に奉仕させられていた。
一人に奉仕していると、反対側の男が足の指で肉壺を抉る。
たまらずそちらに向かうと、今度は別の手が身体に伸びる。
或いはアナルに挿入された尻尾をグイグイ足でねじ込もうとする。
あまりの痛みに声を上げると、髪の毛を掴まれ、強引に頭を押しつけられ、喉が塞がれる。
まさにあたり四面楚歌の地獄。
無限に続く悪夢の様な時..
だが、女達は見逃してはいなかった。
男達にいたぶられ、執拗に責められながらも、希美の秘裂からは溢れるような花蜜が滴り、明らかに性的興奮に達していたのである。
それは、つい先ほどまで処女であった女の反応とは、とても思えなかった。
..ふふ..良かったわね..希美さん..。
貴女は素晴らしいプレゼントを隆司から受け取ったのよ。
快楽の扉の『鍵』と言う素晴らしいプレゼントのね..
股間から花蜜を溢れさせながら男達の間を弄ばれる希美の姿をながめながら、美しき母は心の中で微笑んでいた..。
完